物欲紹介:軽量シューズMavic Huez

ヒルクライムTTの前に用意したのがこちら。



軽量シューズであるMavicのHuez。

軽量シューズといえば、BontのZero、Zero+、最近では公称175グラムというGiroのEmpire SLXなどもある。

自分は典型的なアジア人の足型をしているので、拘るなら非欧米人向けの幅広モデル※で完璧に合わせるのが理想だが、ぶっちゃけどれも高いので、eBayで安い中古が出てくれば買おうという程度の気持ちでいた。

※BontやGiroでも幅広モデルがあるが、基本的に店頭やオンラインで在庫が置いてあることはなく、オーダー品となる。中古ならなおさらで、まず出てこないと思っていい。ちなみにBontはシューズ全体を熱成形もできる。

そんな中、幅広モデルではないが、ちょうどeBayで自分のサイズが出品されたのがMavicのHuezだった。

定価は424.95ドル。

オンラインショップの安売りでも200ドルはするのだが、おそらく以下の原因で中古はすごく安くなる傾向があってなんと50ドルでゲット。

  • サイズが限定されるため、競争相手が絞られる
  • 自転車パーツに比べて直接身につけるウェア類は買おうとする人が少ない


知らない人が使ったものということで2点目は確かに嫌がる人も多いであろうし、自分も直接素肌に身につけるようなビブショーツ類は中古で買う気にはなれない。

が、4分の1以下の価格で手に入るコストパフォーマンスを考えれば自分にとってシューズは許容範囲内である。(もちろん中のインソール含めて洗うのだが)

心配していた足の型(特に横幅)については、むしろSIDIよりも履き心地はいい。

なまじ軽量で薄いからか、シューズの、特に横や足の甲側の材質が柔らかく(言い方によってはふにゃふにゃで)自分の横幅の足に合わせて広がってくれる。というかこんな副次的なメリットが軽量シューズにはあったとは・・・。

SIDIの場合は全体的にしっかり、がっちりとしていたので、幅広モデルを使っていないと足が締め付けられる感覚があった。


ちなみにシューズバックもついていた。



重量は201グラムと軽量。



左足用は197グラム。



これまで使っていたSIDI Genius6.6から比べると片足で100グラム近く軽くなっている。


ちなみに軽量シューズで思い出すのはこちらの記事。

 世界チャンピオン、ホセ・ヘルミダのトレーニング理論

さっきも言ったが出力を1%を向上させるのはもの凄く大変だ。でも、コーナリングスピードで1ペダリング稼ぐと、その1%は余裕で帳消しになる。

機材だってそう。最近僕が使っている新しいシューズは前のより100g軽いんだけど、1回ペダリングするたびに100g軽い、100gっていうとこのiPhoneと同じぐらいの重量。それを1レースで何回ペダルを回すのかな?1万回ぐらい?1時間半で1万回iPhoneを無駄に上げ下げしたら疲れちゃうよね。しかも両足だ。こうやって1%を稼ぐんだ。これが勝負所で活きて来る。もちろん精神力も重要だ。

Mavic Huezによる軽量化は両足で200グラム。

機材よりエンジンということはわかってるのだが、それでもその効果を期待していた・・・。

2 件のコメント :

  1. 去年ジロのシューズを買ってから中古だともっと安かったことに気づきました。
    合わないとかでほとんど使わずに売る人もいますね。

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    1. たしかにシューズやサドルといったものは人による合う合わないが大きいので試したけど合わなくて手放すというケースも多そうですね。MavicのHuezも中古でしたが、むしろ自分が使っているSIDIよりもよっぽど綺麗でした。

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